スタイリッシュでお手入れが簡単なタンクレストイレ。
初めての交換でどんな商品を選んだらよいのか、迷いますよね。
メーカーの商品を比較してみましょう。
TOTOネオレスト
引用元 : TOTO ネオレスト
https://jp.toto.com/products/toilet/neorestnx/
優美なデザインと最先端の機能が融合。2017年に100周年を迎えたTOTOが、次の100年を見据えて開発した商品です。
「真の一体型」がコンセプトの次世代モデルとして、世界に誇れる最高級トイレ。
凸凹や段差を抑えたノイズレスデザイン
便器と便座の段差やすき間を抑えているので、汚れやホコリがたまりにくく、楽にお掃除できます。
フチなし形状で、汚れがたまりやすい便器のフチ裏をなくしました。
※ネオレストAH、RH、DHに搭載
トルネード洗浄
渦を巻くようなトルネード洗浄が、少ない水で効率的に洗浄します。
汚物が付着しやすい便器後方に勢いよく水が当たるので、汚れをしっかり洗い流します。
※ネオレスト全シリーズに搭載
水も電気もかしこく使う環境テクノロジー
ネオレストは、一回あたりの洗浄水量がわずか3.8L(床排水の場合。壁排水は4.8L)。
一回あたり13Lまたは、8L必要だった便器と比べて、大幅な節水を実現。
エアインワンダーウェーブ洗浄
空気を含んだ水玉でたっぷり、しっかり洗浄。
水玉に空気を含ませることで、水の一粒一粒を約30%に拡大。
流速の異なる洗浄水を交互に連射して、大きな水玉を作り、強さをもたらします。
少ない水量でパワフルな洗浄力を実験します。
※ネオレストNX、AH、RHに搭載
実際に体験すると、お尻に当たる感覚がまるで違います。飲食店などの店舗でも採用されていることも多いので、実体験されることをお薦めします。
キレイ除菌水
薬品や洗剤を使わず、水から作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水のことです。
目に見えない菌や汚れを分解し、黒ずみ汚れに変化するのを抑えます。
※ネオレストNX、AH、RHに搭載
オート機能
便器に近づくと、便フタが開き、便座に座ると脱臭、便座から立つと自動で洗浄します。
便器から離れると自動で便フタを閉めるので、楽に心地よく使えます。
※ネオレストNX、AH、RH、DH全グレードに搭載
LIXILサティス
引用元 : LIXIL サティス
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/satis/
「いつも清々しく、心おきなく使えて、時にはくつろぎの空間になる。」
サティスが生まれて、今年で20年。LIXILの自信作です。
ラクふきフォルム
見た目が美しいだけでなく、滑らかなフォルムは汚れてもサッとひと拭きで簡単にお掃除できます。
※サティスGに搭載
パワーストリーム洗浄
強力な水流で、少ない水でもしっかり洗浄します。
タンクへ給水する必要がないので、連続で使用することが可能です。※サティスG、Sに搭載
一定の圧力で静かにしっかり強力に洗い流すパワードライブユニットは、サティスGタイプに搭載。
水道の圧力をそのまま利用して洗浄するダイレクトバルブ式は、サティスSタイプに搭載。
水道代を節約
一定の圧力で静かにしっかり強力に洗い流すパワードライブユニットは、サティスGタイプに搭載。
水道の圧力をそのまま利用して洗浄するダイレクトバルブ式は、サティスSタイプに搭載。普段通り使うだけでエコになります。
※ECO5の場合
プラズマクラスタ―
便座裏や、便器内のすみずみまで行き渡り、浮遊カビ菌や付着菌を除菌します。
また、「ニオイ原因菌」も除去できます。プラズマクラスタ―は、シャープ株式会社の商標です。
※サティスG、Sに搭載
Wパワー脱臭
便器鉢内に気流を発生、循環させて、鉢内をくまなく強力に脱臭します。
においの上昇を気流がキャッチし、吸い込むことで、不快なニオイを残さず、トイレ空間を快適に保ちます。
Panasonicアラウーノ
引用元 : Panasonic アラウーノ
https://sumai.panasonic.jp/toilet/
先進のお掃除の性能はもちろん、暮らしの質を高める機能を幅広く搭載。
衛生面に配慮して、より心地よく使える新スタンダードシリーズが誕生。
スキマレス設計
汚れの取れにくい便座の合わせ部をスキマのない設計にすることで、お掃除が楽にできます。
コンパクトな形状で、奥まで手が届きやすく、お掃除がスピーディーになります。
※アラウーノL150タイプ0、1、2のグレード、アラウーノS141、アラウーノVに搭載
スパイラル水流
水流を制御する独自の形状で、勢いよく旋回しながらぐるりと洗います。
少ない水量で、高い洗浄力を発揮してくれる機能です。
※アラウーノL150タイプ0、1、2のグレード、アラウーノS141に搭載
ターントラップ方式
少ない水で一気に流しきる、パナソニック独自の排水方法「ターントラップ方式」。
いつも通り使って、年間約14,000円節約ができます。
※1990年頃のトイレサイホンゼット式と比較
※アラウーノL150 の場合
オゾンウォーター
便器内に除菌効果のあるオゾン水を自動で散布し、汚れの原因菌を抑制します。
オゾンウォーターは、薬品を使わず水から生成しており、時間が経つと元の水に戻るので環境にも優しいです。
※アラウーノL150タイプ0、1に搭載
※洗浄後に、毎回オゾンウォータ―を散布する機能ではありません。(1日3回程度)。
なお、しっかりモード(6時間~8時間に一回、定期的に散布)への切り替えの可能です。
エコナビ
無駄を見つけて、自動で節電してくれる、パナソニック独自の機能。
使う人の行動や室温、水量を検知し、最適なエコをアシストします。
※アラウーノL150タイプ0、1、2に搭載。室温センサーは、アラウーノL150タイプ0に搭載
タンクレストイレのリフォームをするには?
初期費用が高いと言われておりますが、一体いくらかかるのでしょうか。
おおよその費用をご紹介します。
タンクレストイレのメリット
お掃除が簡単
タンクレストイレの一番の魅力は、お手入れが楽になること。
水を貯めておくタンクがないことで、トイレ本体の段差が最小限になり、お掃除が簡単になります。
節水ができる
少ない水で一気に流し切るので、節水ができます。
タンク型トイレでは、一回ごとに約13ℓの水を使用しますが、タンクレストイレは、約4ℓの水で流すことができます。
見た目がおしゃれ
タンクがない分、シンプルですっきりとした印象があります。
メーカーによっては、フタや本体のカラーバリエーションがあり、スタイリッシュに演出することができるでしょう。
連続で水が流せる
タンクレストイレは、タンクに水を貯める必要がないので、連続して水を流すことができます。
家族の人数が多い家庭でも、続けて使用できるタンクレストイレは、非常に便利です。
空間を広く使える
タンクがないので、タンク式トイレに比べ、小さいスペースで設置することができます。
タンク型のトイレと比べて、高さ30㎝、奥行き10㎝程空間が広く使えます。
タンクレストイレのデメリット
水圧が必要
タンクレストイレは、水道管と直接繋がっているので、十分な水圧が必要です。
トイレの種類によりますが、マンションや、戸建の2階など高所の場合は、設置に必要な水圧を確保することが難しいかもしれません。
初期費用が高い
タンクレストイレは、タンク型トイレに比べ、価格が高い傾向があります。
同スペックの製品で比べると、本体価格で1~10万円程の差があります。
停電時に困ることがある
水道から水を出したり、遮断したりする電磁弁を電気で動かしているため、停電が起きると水が流れなくなります。
通常のタンク式のトイレと違って、電気で水の操作をしているため、停電の時は手動で流すこととなり大変です。
ウォシュレット部分の交換ができない
タンクレストイレは、便座と便器が一体型になっているので、ウォシュレット部分のみの交換が出来ません。
故障をして、修理が出来ない場合は、便器部分を含めた全体を交換する必要があります。
手洗場が別で必要
タンク付きトイレには、タンク上部に手洗いがついているタイプがありますが、タンクレストイレには手洗いがありません。
トイレ内に手洗いを設置したい場合は、手洗場が別で必要となります。
せっかく、タンクレストイレで空間が広くなった場合でも、手洗場を設置したことによりトイレが狭くなってしまうことがあります。
タンクレストイレは、このようにタンク型トイレとは違った特徴があります。
リフォームを検討されている方は、特性を理解した上で購入をしましょう。
リフォーム費用は?
施工費用は、ご希望機種施工店によってによって異なりますが、便器の価格のみで
TOTOのネオレストは、300,000円前後
LIXILのサティスは280,000円前後
パナソニックのアラウーノは、250,000円前後となっています
タンク型トイレの交換では、120,000円の組み合わせからありますが、タンクレストイレへの交換の場合は、タンク型トイレに比べて10万円から20万円程費用がかかります。
まとめ
代表的なタンクレストイレをメーカ―別で特徴や機能をご紹介しました。
気になる商品はありましたか?
現在では、飲食店などトイレ空間を演出するところに設置されていることを見かけることが多くなっています。
メリット・デメリットを把握した上で、ご検討されると良いのではないでしょうか。
コメント